takasago-jpの日記

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休職した話

これを書きたかったがためにブログを立ち上げたので、書き終わったら更新されないかもしれません(twitterのほうが更新が容易だし、もともと三日坊主なので)

 

新卒で就職して1年経たずに鬱で休職しました。
何が原因だったのか、思い当たる節を列挙していきます。

 

1. 仕事内容とのアンマッチ
 ぼくは集中を持続させることが非常に困難です。忘れ物も多いです。マルチタスクなんてのは無理です。ゲームしながら洗濯機を回していたら完全に洗濯機を忘れて翌日の夜まで放置していたこともある。あと極端な非合理に対して強いストレスを感じます。
 そんなぼくがなんとか大学院卒業までこぎつけられたのは、そういう人が多い業界だったのでそういう人でもなんとかなるシステムだったことと、とにかく周りの人のサポートのおかげでした。この時点でいわゆる社会人としてやっていけるかどうか怪しい気配がしますね。ぼく自身薄々どころかガッツリ気付いていましたが、働かないといけないというつよい強迫観念にとらわれていました。
 配属された部署は設計・開発ということで、院生のときと同じような雰囲気があるのかなと思っていたのですが、実態はバリバリに社会をやっていて、配属初日から、ああこれは無理っぽいな、とちょっと思いました。
 実際の仕事内容も設計でも開発でもなんでもなく、ただエクセルで書類のコピペを延々やらさせるということが大半でした。ここでさっきのぼくの特性が効いてきます。

・集中が持続しない
 ミスなくコピペを延々やれるかというと、まあ無理です。ミスを連発するか数秒に一度手を止めて今やっていることの確認をするかというかんじで作業ペースは異常に遅かったと思います。

・忘れ物が多い
 作業手順を忘れます。メモをとってもメモを失くします。正直なところ会社も口伝てじゃなくてちゃんとしたマニュアル作っとけよと思うんですけどそれはそれ、ともかく大変でした。

マルチタスク無理
 書類にはいろんな種類があって、これはいつまで、これはいつまでというのが次々に降ってきます。頭の中は初心者のテトリスのようになっていきます。死にました。

・非合理に対するストレス
 書類作成のコピペ過程の9割くらいはマクロで自動化できるだろうと思いながらやっていました。マクロも書けないバカばっかだから仕方ないのかな…と思い始めたあたりで初めて任された書類が高度な自動化をされていて、というか今まで手作業でやってた部分もマクロになっていて、「このマクロ他の書類にも適用できるやんけ!!!!!!!!!!!!」と思いました。このあたりで完全にモチベーションを失いました。

 

2. 体力
 集中が持続しないのと似たような話なんですが、興味も何もないことを8時間もやっていられません。加えて社会の常として毎日のように残業があります。耐えられるわけがないだろうと思うんですが実際耐えられない。甘えと言われようがなんだろうがぼくは無理でした。

 

3. 人間
 人間関係はかなりよかったと思うんですが、仕事が終わったので定時に帰ろうとすると嫌味を言ってきたり、指示がコロコロ変わったりというクレイジー太郎が一人いて、その人がぼくに仕事をふる担当だったのでストレスが毎日積み重なっていきました。

 

特にどうまとめるかとか考えてなかったのでとりあえずここで終わります。
学部4年生あたりからずっと鬱病だったのを隠して就活したのがいけなかったのかなと思わなくもないですが、そもそも鬱だったら採りませんっていうのもなんかこう、いやよけいなリスクは背負いたくないんだろうけども、本当にみんな横並びでヨーイドンさせたいんですね。時短勤務とかさせろよ。
思ったのは、好きなものを仕事にしてはいけないというのは本当で、好きなこと・行為を仕事にするのはいいんじゃないかなということです。
例えばギターが好きといっても弾くのが好きでリペアは店任せな人が楽器屋になったらストレスが溜まると思うし、逆にリペアや組むのが好きで弾くのはそうでもない人(いるのか?)がプロプレイヤーになっても楽しくないでしょう。
就職するときはそのへんもよく考えるべきだったのかもしれません。嘘です。明らかに本来の担当じゃない書類作成とかそういうこともやらせる企業がクソ。全員死にましょう。